MACでも使えるテプラSR3700P
増え続ける機材にネームプレートを付けるためラベルプリンターの購入。MAC OS Xからでも出力できるテプラSR3700Pを選択しました。
この商品は、PCから出力するタイプです。プリンタドライバーが用意されているので、専用ソフト「TEPRA SMA3」はもとろんのこと、Illustratorから出力できることが特徴です。しかし、MAC OS Xに関するサポートが最悪・・・。
専用ソフト「TEPRA SMA3」は、文字だけを出力するだけなら便利ですが、文字の種類を使い分けたり、文字の大きさに大小を付けることができません。解像度は270dpi(192dot)です。
そこでIllustratorの登場です!
Illustratorから出力するためには、プリンタドライバのインストールが必須です。正常にインストールされると、プリンタドライバー同様に使用できます。しかし、印刷領域に関する設定は「テープの幅」だけ。設定をミスるとテープを延々と吐き出しそうでサポートに電話・・・。
「最後のドットから1mmのアキが作られ、自動的にカットされます」とのこと。2人の方から同様の説明をされましたが、実際は『間違った』サポートです。最悪です。
基本的なドライバーの構造を理解しましょう。
テープをカットする位置(サイズや長さ)はプリンタドライバーで任意に設定できません。
テストした結果、印刷領域の先端部に設けた空き領域と同じ長さが終端部に自動生成され、センター揃えの状態で自動的にカットされるようです。
図で表すとこんな感じ。
ちなみに「印刷領域に文字がない状態で出力すると無印字のテープを延々と吐き出します」。テープを無駄に消耗してもメーカとしては売り上げに貢献するので「うま〜」ですよね。
そんな時は、迷わずAC電源を抜きましょう! 印刷ジョブを削除すれば回避できます。最悪の設計です。
また、印刷開始時、テープを12mm切り捨てる動作は、とてももったいない仕様です。
ドライバーの改善を望みたいところです。
(ノーサポートの商品だと思えば、プリンターのように使えて便利です)
ちなみに9mm幅のテープにIllustrator経由で出力すると・・・。
英文字はインパクト、和文はヒラノギ角ゴ。ここまで小さい文字になるとドット荒いですね。