Godoxのファームウェア更新 〜ためらう理由と対策〜
カメラシステムをニコンからソニーに乗り換え、ストロボ本体および周辺機器はGODOXで統一されつつあります。数年前までは「中国資本の新興メーカー」でしたが、今や社外ストロボメーカーとしてはNo.1ではないでしょうか?
使い方についてはネットで検索すれば基本操作は問題なく使用できる状態になると思います。GODOXユーザーで敷居が高いと思われるのが「ファームウェアの更新」でしょう。
ファームウェア更新には 心が折れる要因が・・・
ファームウェアの更新をためらう主な理由を考察しましょう。
- 公式ページに日本語マニュアルがない
- 更新にWindows PCが必要 ※最新機種の一部からMac OSに対応
- インストーラーと更新データの2つのファイルが必須
- ダウンロードデータがrar圧縮されているので対応した解凍ソフトが必要
- インストーラーが英語表示
ちなみに私は、Macユーザーなので「2」で挫折しました(笑
日本語マニュアルがない
「1」で断念した人は、ネット検索をオススメします。
ネットで「GODOX ファームウェア更新」のキーワード検索すれば、親切な先駆者ブロガーの方が、わかりやすく解説されていますよ。
ただし、せっかく当グログに来ていただいたのにいますぐ他ブログへ行かれてしまうのも残念な気分です。2〜5も更新の肝になる部分なので、少しだけでも読んでいただけると、更新作業に対する疑問が払拭できると思いますよ。
更新作業にWindows PCが必要
「2」で断念した人は、Macユーザーだったり、スマホユーザーの方ではないでしょうか?
パソコンに詳しい人なら、Mac OSでもインストールできそうですが、カメラが趣味の人には難易度が高いと思われますし、試行錯誤を繰り返してOSの調子が悪くなる可能がありますので諦めた方が無難です。
私の場合は、ブートキャンプにインストールしたWindows 7でドライバー更新に挑みました。エミュレーションですが正常に更新することができました。
仲間に頼む、ネットカフェで更新するのもアリだと思います。その場合は、迷惑をかけないためにも下記文章の熟読をお勧めします。
追記
※新しい機種は、Macによるファームウエア更新に対応しました!
インストーラーと更新データ 2つのファイルが必須
「3」で断念した人は、
インストーラー(=ファームウェアアップデートソフトウェア)のダウンロードを怠った、
または、対応していないインストーラーをダウンロードした可能性あり。
GODOXのファームウェア更新には
- 3種類のインストーラー(G1・G2・G3があり)から対応インストーラーをダウンロード
- 機種ごとのファームウェア更新データをダウンロード
1機種のファームウェア更新作業をおこなうためには「2つのファイル」をダウンロードする必要あり。
対応機種に応じた専用インストーラーが必要なので、例えば、TT685とTT350を更新する場合、G1インストーラーとG2インストーラーが必要です。
G1インストーラー Windowsのみ |
対応機種:TT685系 X1T系 X1R系など |
G2インストーラー Windowsのみ |
対応機種:ASD200 X1T系 TT350系 Xpro系 A1 など |
G3インストーラー Windows/Mac |
対応機種:V1系 TT350P X2T系 XproPなど |
ヒント
Godoxのダウンロードページには、上からG1、G2、G3の順でグループ化されていて、クループ内の最上段が「インストーラー」、それ以下が機種ごとの更新データをダウンロードします。
追記
※新しい機種は、Macによるファームウエア更新に対応しました!
ダウンロードデータが rar圧縮 されているので対応した解凍ソフトが必要
「4」で断念した人は、惜しい!あともう一歩で断念してしまいました。
GODOXのホームページからダウンロードした2つのデータは「rar」という方式で圧縮されています。なので、ダウンロードしたデータをクリックしても、何もアクションが起きません。対処法は、rarで圧縮されたデータを適切に解答する必要があります。
ネット検索で「rar 無料」と検索すれば、rarの解凍に対応した無料ソフトウエアが表示されますので、ダウンロード&ンストールしましょう。順番は、初めに対応インストーラー、続いて対応データの順番です。
インストーラーが英語表示
「5」で断念した人は、とても慎重な性格で、石橋を叩き壊す性格の方かもしれませんね。
1.まずは左下の「English」ボタンをクリックします。すると下記のウィンドウが表示されます。
2.「Select File」(=ファイルを選択)ボタンを押し、更新データを選択する。
3.パソコンとGODOX製品をUSBケーブルで接続
4.「Connect」(=接続)ボタンを押してパソコンとGODOX製品を通信する。
5.「Upgrade」(=最新に更新)ボタンを押し、更新データを本体に書き込む。
6.ほんのわずかな時間で書き込み完了。「Upgrade completed」(=アップグレード完了)と表示されたら、右下の「Exit」ボタンを押して終了。
ヒント
読むのが面倒な人のために要約すると
「更新ファイル選択 ➞ 本体とPCを接続 ➞ 接続する ➞ 更新 ➞ 終了」の順です。
まとめ 作業は簡単なので諦めずに更新を!
ホームページに日本語の解説がないので躊躇しますが、ファームウエアの更新作業はとても簡単です。更新できる環境が整っているのなら、最新ファームウェアへの更新をお勧めします。言語の壁を乗り越えさえすれば、2回目以降は驚くべく容易に思えるはずです。
また、Mac対応についても、G3インストーラーについてはMac版がリリースされました。G1やG2イストーラーへの対応は不明ですが、少なからず期待が持てそうな予感です。
というわけで、Macユーザーが不慣れなwindows機を使い、GODOXシステムのファームウェアを更新した感想を述べさせていただきました。最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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