GODOX ストロボの照射角度は 皆さんどのように設定ていますか?
GODOX のクリップオンストロボの多くに照射角度調整機能がありますよね。オートや24mm固定で使用している人も多いのではないでしょうか??
私も24mm固定のまま使用しています。照射角度を24mmに固定することで「マニュアル調光がしやすくなるから」というのが主な理由です。例えば、24mm〜105mmのズームレンズを用いた場合、照射角度をオートにしてマニュアル露光する場合「露光値がわからなくなるのでは?」と懸念します。
しかし、望遠レンズを使用する場合、照射角度を望遠用にすれば、集光効果で大出力が得られるハズ・・・。効果を検証することにしました。
照射角度による明るさの変化 ※ダイレクト発光時
TT600 | 20mm | 24mm | 28mm | 35mm | 50mm | 70mm | 85mm | 105mm | 135mm | 200mm |
1/1 | F11.0 4 | F11.0 5 | F11.0 9 | F16.0 2 | F16.0 4 | F16.0 6 | ||||
1/8 | F4.0 5 | F4.0 6 | F4.0 9 | F5.6 3 | F5.6 6 | F5.6 6 |
実験前の予想は、焦点距離が増加するにあたりプログレッシブに増加すると思いましたが・・・。検証結果は、20mm〜28mm、105mm〜200mmの領域は明るさは変動せず、35mm〜85mmの領域で1絞り分変化しました。TT600のヘッドは、照射角度に応じて光量が不均等に変化することが判明しました。
また20mmと200mmの明るさの差は、おおよそ「1絞り1/3」でした。焦点距離を望遠域にすればもう少し光量アップすると思ったのですが、大幅なパワーアップにならないことも判明しました。
TT600とNIKON SB-800の散光具合を比較
照射角度20mm(装着レンズ:20mm)で比較
写真左がTT600、写真右がニコンSB-800。TT600の方が周辺光量の落ち込みが少なく、光が柔らかい印象です。ニコンの方が良いと思ったのですが予想外の結果。中華製凄いぞ。
最短照射角度・ディフューザーON(装着レンズ:20mm)で比較
写真左がTT600、写真右がニコンSB-800。TT600の方は周辺光量の落ち込みがさらに少なくなりベストな結果。光が柔らかい印象です。ニコンの方は、ディフューザーをONにしても周辺光量の落ち込みは、あまり変化しない印象。
照射角度105mm(装着レンズ:20mm)で比較
写真左がTT600、写真右がニコンSB-800。TT600の方は、周辺光量が一気に落ち込み、SB-800は緩やかに落ち込む印象。TT600は、照射角の設定を間違えると、スポットライトのような配光になるので注意が必要ですね〜。
まとめ
個人的にはTT600やTT685を使用する際、24mmの設定で撮影していたのですが「ディフューザーON」の状態で運用した方がフラットな仕上がりになることが判明。今後、直焚くする場合、光量が足りない場合を除き積極的にディフューザーをONにしたいと思います。
というか、完全にGODOXでいいんじゃないですか???
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