Mac mini 2018 i7 1年間使ってみた【電気代編】
2019年1月にMac mini 2018を購入しました。CTOモデルで、CPU:i7(6コア)、ストレージ:512MB、メモリ:16GBで、ビックカメラのネット在庫品です。動画編集もおこないますので、Razer Core XのeGPUケースに、MSI Radeon RX Vega 56 Air Boost 8G OCを組み込み、動画編集時だけ電源を入れて使用しています。
それまでMacPro 2009を使ってきましたが、Mac mini 2018乗り換えにともなう「一年間の電気代」が判明したのでシェアしたいと思います。
Mac mini 2018の電気代は驚くほど安い!
電力会社の請求書に、月別使用量を比較できるグラフの記載があります。
月ごとに2本の棒がありますが、左側が2018年(MacPro 2009)で右側が2019年(Mac mini 2018)の電力使用量です。参考までに、Mac mini 2018を購入したのは2019年1月です。1日あたりの使用時間は、8~12時間が平均値です。Mac mini 2018交換後は、1ヶ月の電気代がおおよそ30%ぐらい低減したことがわかりますよね。
ちなみに、2018年7月の消費電力が多いのは、古いエアコンを1ヶ月だけ使用したから。また、2020年1月から冷蔵庫を取り替えましたので電気代が400円ほど安くなっています。その点を考慮すると・・・、
1年間の電気代がMacPro2009より2万5000円ぐらい安くなりました!!
凄くないですか??
必要な時だけ「eGPUを使用できる」ので電気代が抑えられる
電気代の安さの秘訣は、eGPUを導入したことにより「ビデオカードが必要な時だけeGPUを作動できる」点にあると思われます。通常のWEB観覧や原稿執筆時には、高性能なビデオカードは必要ありません。フォトショップやイラストレーターも、CPU内蔵のグラフィック性能で何ら問題ありません。結果的に、eGPUを使用するのは動画編集時だけ。
eGPUをフル稼働すると、Radeon RX Vega 56の消費電力は凄まじいので、MacPro2009に迫る電気代になったかもしれません。
MacPro 2009は、グラフィックカードにNVIDIA GeForce GTX 680をインストールしていました。この電気喰いのグラフィックカードはアイドル状態でも相当な消費電力があり、WEB観覧や原稿執筆時にも「電力を無駄に消費していた原因」と推測します。MacPro 2009は、事務所の室温を2~3度上昇させる暖房能力を備えていますからね。
最新のiMacは省電力設計されていると思いますが、ビデオカードのアイドル電力を切り離すことは不可能です。Mac mini 2018 の6コアi7搭載モデルは、普段使いは省電力で駆動させ、パワーが必要なときだけeGPUをフル稼働できます。
Mac mini 2018は、ガタイこそ小さいですが拡張性が驚くほど高く、個人的に「個人事業主向けのプロ用機材」と思います。新型MacProは、超一流のプロダクションが動画編集や3Dを制作するにあたり「電気代を湯水に使っても問題ないプロ中のプロが使用する機材」と理解しました。電気代が恐ろしいです!
Macminiを動画編集用に使用するなら6コアモデルを注文すべき!
電気代が驚くほど安く運用できるMacmini 2018。グラフィック用途や映像用途で購入するなら、割高になりますが「CTOで6コアモデルを購入すべき」というのが現役ユーザーからのアドバイスになります。4K動画編集時のレンダリング速度やレスポンスを重視するなら、eGPUを付け足すことでポテンシャルアップが図れます。
フルハイビジョンの編集程度ならeGPUは無くても十分。
オススメのアイテムは、Thunderbolt 3接続のM.2 SSDです。私は、下記の組み合わせで使用中です!
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